著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
教育への問いは諸社会の歴史、人間のあり方そのものを問い直す旅につながる。本書は、映画やドキュメンタリー、ドラマ等の映像資料から、教育学の諸問題へ橋渡しをはかる入門書である。ジェンダーやマイノリティ、特別支援教育やいじめ問題など近年注目のテーマをカバーする。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 光の学校/カゲの学校(用務員室とスホムリンスキー(学習塾は本当に教育界の「日陰者」なのか) |
2 | 分断とサンクチュアリ(出会うはずのなかった生徒どうしが集ったとき何が起こるか)) |
3 | 第2部 分ける教育/分けない教育(「七つの子」とユリの弁当箱(男女を別学/共学にする深いワケとは?) |
4 | 分けない教育とヴァルネラビリティ(告白の主語はやはり「私」ではないか?) |
5 | 救貧院と南北戦争(サリヴァン先生がなぜ「奇跡の人」になり得たのか)) |
6 | 第3部 社会としての学校/社会のなかの学校(疎開と福祉(子ども同士の世界にはなぜ暴力が充満するのか) |
7 | 無償化と脱統制(教科書無償闘争はなぜ顧みられないのか) |
8 | 綴方と世間(ありのままを書くことはなぜ大人に不都合を起こすのか)) |
9 | 第4部 良い生/悪い生/唯の生(夜尿症と揚げパン(なぜ私たちは「良き生」への執着を手放しがたいのか) |
10 | 社会的オジと安保闘争(何も生産しないコペル君は何を与えているのか)) |