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商品説明
「源氏物語」が描く、人の世の切なさ、思いやり、愛憎といった登場人物の心のやり取りに艶やかな彩をそえるのが、全編に散りばめられたサクラ、ウメ、ベニバナ、フジ、ハス、アサガオ、ナデシコ、オミナエシ、モミジなどの花や樹木の力を借りた描写です。本書では、紫式部がひそませた、主要キャラクターと花や植物の関係をひもとこうと試みました。
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収録内容
1 | 第1章 光源氏と妻たち(光源氏 ヤマザクラ(山桜) |
2 | 葵の上 フタバアオイ(双葉葵) ほか) |
3 | 第2章 光源氏を彩る女君たち(桐壺更衣 キリ(桐) |
4 | 藤壷中宮 ナデシコ(撫子) ほか) |
5 | 第3章 光源氏を取り巻く男たち(桐壺帝 ハギ(萩) |
6 | 頭中将 フジ(藤) ほか) |
7 | 第4章 次世代の担い手たち(薫 オミナエシ(女郎花) |
8 | 匂宮 コウバイ(紅梅) ほか) |