商品説明
名著には生きるため仕事をするための知恵がつまっている。日経新聞で話題の連載「言葉のちから」書籍化!NHK「100分de名著」でお馴染みの批評家による自分の本当のおもいを見つけるための27章。
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収録内容
1 | 言葉の重みを感じとる...神谷美恵子『生きがいについて』 |
2 | 事実と真実を感じわける...遠藤周作『イエスの生涯』『深い河』 |
3 | 沈黙の世界、沈黙のちから...武者小路実篤「沈黙の世界」 |
4 | 世界と向き合うための三つのおきて...柳宗悦「茶道を想う」とノヴァーリス「花粉」 |
5 | 叡知を宿した人々...ユングとメーテルリンク |
6 | 語られざるおもい...司馬遼太郎と太宰治 |
7 | 美とは己れに出会う扉である...岡本太郎のピカソ論 |
8 | 書くとは時に止まれと呼びかけることである...夏目漱石と鷲巣繁男 |
9 | 心だけでなく、情を生きる...ピカート『沈黙の世界』 |
10 | 人生のモチーフ...小林秀雄『近代絵画』 |
11 | 書くとはおもいを手放すことである...高村光太郎と内村鑑三 |
12 | 人生はその人の前にだけ開かれた一すじの道である...アラン『幸福論』 |
13 | 経験とは自己に出会い直すことである...ヴェーユ『重力と恩寵』 |
14 | ほんとうの私であるための根本原理...志村ふくみ『一色一生』 |
15 | 思考の力から思索のちからへ...ショーペンハウアーの読書論 |
16 | 観るとは観えつつあることである...今西錦司の自然観 |
17 | 本質を問う生き方...辰巳芳子さんとの対話と『二宮翁夜話』 |
18 | ことばは発せられた場所に届く...河合隼雄と貝塚茂樹 |
19 | 賢者のあやまり...湯川秀樹『天才の世界』 |
20 | 三つの「しるし」を感じとる...吉田兼好『徒然草』〔ほか〕 |