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商品説明
急性腹症の歴史は、腹部外科の初期史である。そこには外科医たちによる果敢な挑戦があった。かつては命の危険があった開腹手術。急性虫垂炎の治療としての、いわば“当てずっぽう”の試験開腹術はどのようにして認められるようになったのか。多くの症例と文献をもとに、腹部外科が誕生するまでを考察する。
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収録内容
1 | 第1章 急性腹症という用語 |
2 | 第2章 イレウス概念の歴史―イレウスとコリクス |
3 | 第3章 イレウス概念の歴史―内部絞扼と腸閉塞 |
4 | 第4章 開腹手術の起源 |
5 | 第5章 腸閉塞の手術の起源―人工肛門造設術と腸吻合術 |
6 | 第6章 試験開腹術の概念 |
7 | 第7章 開腹手術の発展―腹部外科の誕生 |
8 | 第8章 腸重積の治療の歴史 |
9 | 第9章 急性虫垂炎の歴史 |
10 | 第10章 急性腹症という概念 |