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商品説明
書店員の職を失ったあと、亡き祖母が所属していた連句会「ひとつばたご」に通うようになった一葉。連句をはじめて三回目の春を迎え、新しい仕事にも積極的に取り組むようになっていた。そんななか、自分と同世代が集う「きりん座」のメンバーとの交流をきっかけに、大学時代に抱いていた想いが再び浮かびあがり―。封印していた気持ちに向き合い、一葉は自分の心を見つめ直していく。あのとき踏み出せなかった一歩を、自分の力で踏み出すために―。共感の声続々の大人気シリーズ、待望の第五弾!