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商品説明
払い下げ、遺構の破壊・改変、顕彰・保存。いわゆる「廃城令」の存廃決定で揺れ動く各地域の城郭の実態を分析し、時代相を浮き彫りにする。名古屋城・安土城・姫路城・熊本城をはじめ、古代山城・中世城郭・要塞等にも言及。
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収録内容
1 | 総論 近代における城郭の軍事性 |
2 | 第1部 近世から近代への転換(近世城郭の近現代史―その継承と断絶について |
3 | 城郭と観光) |
4 | 第2部 近代における地域の実情(近代における旧仙台藩の支城群に対する認識変化 |
5 | 名古屋城と近代―御深井丸と乃木倉庫を中心に |
6 | 大垣城天守の近代 |
7 | 公園化以前の和歌山城―陸軍による管理と旧紀州藩士族の動向 |
8 | 近世城郭の史蹟指定と地域社会―姫路城を事例に |
9 | 昭和初期における「姫路城三ノ丸城址復旧計画」と大手門の復興 |
10 | 軍用地としての熊本城と都市の近代化) |
11 | 第三部 古代・中世・織豊期城郭の近代と要塞(古代城郭研究の黎明期 |
12 | 近代における旧尾張国の中世城館―その変容を中心として |
13 | 安土城の近代 |
14 | 日本の近代要塞―東京湾要塞を例に) |