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商品説明
グローバル化がますます深化拡大するなか、世界の政治は外国人排斥や反グローバリズム、そして時には戦争という、しばしば「ナショナリズム」と結び付けられる現象にあふれている。このような動きに対して「保守化」「右傾化」といった表現がされることがあるが、それは正しいのか?私たちが普段何気なく使う「右」「左」といった言葉はナショナリズムとどう関係しているのか?日本が比較参照すべき外国はどこなのか?政治学の様々な知見から経済、環境、ジェンダーなどの観点とナショナリズムの関係性を解きほぐし、現代社会の複雑な政治意識を明らかにする。サントリー学芸賞を受賞した政治学者による初の新書!
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収録内容
1 | 第1章 混乱する政治の左右とナショナリズム |
2 | 第2章 政治的左右とナショナリズムの多様性 |
3 | 第3章 ナショナリズムと政治的左右の結びつき |
4 | 第4章 ナショナリズムとリベラルな政治的主張 |
5 | 第5章 ナショナリズムと民主主義/権威主義の結びつき |
6 | 第6章 n度目のナショナリズムの時代に |