本/雑誌
戦争のかけらを集めて 遠ざかる兵士たちと私たちの歴史実践
清水亮/編 白岩伸也/編 角田燎/編 塚原真梨佳/〔ほか〕執筆
3520円
ポイント | 1% (35p) |
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発売日 | 2024年06月下旬発売 |
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仕様
商品番号 | NEOBK-2986925 |
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JAN/ISBN | 9784911029091 |
メディア | 本/雑誌 |
ページ数 | 300 |
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商品説明
やがてくる第二次世界大戦の体験者不在の時代に、私たちは、どうすれば過去とつながることができるのか―。世代交代が進む戦友会や史資料・メディアを通して、戦争に向き合う11人の研究者たちが、「断絶」に抗する術を探る。
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収録内容
1 | プロローグ あの戦争は「歴史」になったとしても |
2 | 第1部 非体験者による存続の行方(戦後七〇年の軍艦金剛会―「追憶」のためのノート |
3 | 不戦兵士の会―元兵士と市民による不戦運動の軌跡と次世代への継承 |
4 | なぜ統合は困難なのか―戦友会の固有性と組織間のつながり |
5 | 補章1 補 戦友会研究への招待―非体験者が参加する戦友会という謎) |
6 | 第2部 元兵士をめぐるまなざしの交錯(なぜ憲兵の体験や記憶は忘却されたか―未発に終わった全国憲友会連合会の「引き継ぎ」から |
7 | 攻囲される日本郷友連盟―公文書から国家の認識に迫る |
8 | 未来出征軍人会―第二次世界大戦前夜におけるアメリカ在郷軍人会と大学生 |
9 | 自衛隊体験の使い道―自衛隊退職者が書いた書籍の分析から |
10 | 補章2 兵士の史料への招待―捨てる/拾うの位相から) |
11 | 第3部 残された言葉との対話(書かれたものをとおして戦争体験者とつながるには |
12 | 陸軍士官学校からエリートビジネスマンへ―ある六十期生の「陸士経験」と戦後 |
13 | 歴史への謙虚さ―非体験者による歴史実践の可能性 |
14 | 「わだつみ」という“環礁”への航路―ミュージアム来館者調査から ) |
15 | エピローグ 環礁の屑拾い「未定の遺産」化の可能性 |
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