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商品説明
1989年、ベルリンの壁が崩壊したことによって、ロシアや東欧諸国へのひとり旅の自由度が一気に増していく。著者はそのなかでシベリア鉄道に5回乗車、世界各地へ旅に出た。さらに近年、ラオス中国鉄道が開通したことで、アジアからシベリア鉄道を乗り継ぐ最長の列車旅も現実味を帯びてきた。しかし、パンデミックや戦争で再び自由な旅が阻まれようとしている。比較的自由にひとり旅ができた時代、シニアの旅人の目にはなにが映っていたのか。
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収録内容
1 | 第1章 シベリアロシア―憧れのシベリア鉄道(あるシニアが抱いたシベリア鉄道への想い |
2 | 東西冷戦が終わろうとしていた時代に ほか) |
3 | 第2章 ヨーロッパロシア―特異な近代化と崩壊の爪あと(ウラル山脈を越えると世界は一変する |
4 | 特異なロシア人の着想 ほか) |
5 | 第3章 東欧諸国―頑なに歴史を守る(激動の時代を迎えた一九八〇年代 |
6 | 旧ソ連からポーランドとの国境の街へ ほか) |
7 | 第4章 南欧の国々―快適な旅とはいえないが...(ギリシャの旅がいちばん楽な理由 |
8 | 暮らすならポルトガル ほか) |
9 | 第5章 黒海・カスピ海沿岸地域―宗教が交差する(ソ連邦の崩壊で複雑に絡み合うコーカサス地帯 |
10 | 綱渡りの国境越えが続く ほか) |