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商品説明
移住者と地域住民がタッグを組んで、地域をおこすために必要なことは?近年SNSでの炎上でニュースになることも少なくない「地域おこし協力隊」。都市部の住民が地方に移住し地域協力活動に従事するこの取り組みにおいて、地域住民と協力隊員のあいだでトラブルが多発しています。もちろん問題ばかりではなく各地で活躍する事例は多いことから、政府は2026年までに協力隊員を1万人に増やすという目標を掲げています。どうしたら急拡大している地域おこし協力隊を本当に地域のための制度として活用することができるのか。そもそも地域おこしって何を“おこす”のか?この制度に詳しく、協力隊員向け研修プログラムの企画・実施をしてきた著者が、都市と地方の両視点から語ります。
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収録内容
1 | 第1章 地域おこし協力隊はなぜ炎上してしまうのか(さまざまな軋轢と社会の反応 |
2 | 協力隊を取り巻くさまざまな立場と思い ほか) |
3 | 第2章 地域おこし協力隊とは―その背景と制度「人的支援」の系譜(地球緑化センター 緑のふるさと協力隊 1994年~ |
4 | 国土庁、国土交通省 地域づくりインターン 1996年~ ほか) |
5 | 第3章 なぜ協力隊にばかり注目が集まるのか?―急拡大する地域おこし協力隊(移住支援という側面「人口減少」という課題を直接解決 |
6 | 地域から抜ける若年層が入り、そして新しい「ことおこし」をする ほか) |
7 | 第4章 協力隊は、何をおこすのか?―「地域振興」を再考する(「人口至上主義」への疑問 |
8 | 経済施策における「人口」 ほか) |
9 | 第5章 地域自治の再生と人的支援の考え方―人的支援がもたらす影響の大きさ(人ひとりの存在の大きさ |
10 | 人的支援はいつまで続ければいいのか? ほか) |