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商品説明
「フェミニズムは、「女」に位置づけられている者が、女に対してなされる暴力を言挙げしつつ、それによって「女」という名前を、ジェンダーにおいても、セクシュアリティにおいても、セックスにおいても返上しようとしてきた軌跡である」。最良の入門書であり、男/女のカテゴリーを徹底的に解析する本書は、性差の虚構性を暴き出し、この身体から未来を展望する可能性を示す。齋藤純一氏との『思想』対談を付して文庫化。
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収録内容
1 | 1 どこから来て、そしてどこまで来たのか(前=啓蒙主義の時代 |
2 | 錯綜性と矛盾の胚胎 |
3 | 初期の女性運動―セネカ・フォールズ大会の場合 ほか) |
4 | 2 どこへ行くのか(身体 |
5 | 慣習 |
6 | グローバル化) |
7 | 3 基本文献案内 |
8 | 対談 親密圏と公共圏の“あいだ”―孤独と正義をめぐって(齋藤純一/竹村和子) |