本/雑誌
中国ファクター アジア・ドミノの政治経済分析
國分良成/編著 日本経済研究センター/編著
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発売日 | 2024年06月下旬発売 |
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仕様
商品番号 | NEOBK-2991367 |
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JAN/ISBN | 9784296120482 |
メディア | 本/雑誌 |
ページ数 | 285 |
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著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
インド太平洋地域に対する中国の政治的影響力は、冷戦期においては限定的であった。しかし改革開放以後、経済的影響力が急速に拡大し周辺諸国に深く浸透したが、問題はそれが政治的影響力に転化するかである。その解明には受け手側の地域研究が必須である。本書は、受け手側であるインド太平洋の地域と国家が、中国からの影響を具体的にどのように受容し、思考し、対応しているのかを分析することで、中国の影響力(パワー)の実像に迫る。
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収録内容
1 | 序章 インド太平洋地域における中国の影響力―地政学の歴史と現状 |
2 | 第1章 東南アジアで強まる中国の経済的影響力―習政権10年間の影響力調査 |
3 | 第2章 対外的影響力を模索する中国外交―プロトタイプとしての東南アジア |
4 | 第3章 フィリピンにおける「中国ファクター」―高まる嫌中感情とその背景 |
5 | 第4章 重層的なタイ・中国ネットワーク―冷戦期から現在までの変容 |
6 | 第5章 ジョコ政権下のインドネシア・中国関係 |
7 | 第6章 ベトナムにおける中国ファクター―「最優先の2国間関係」の二面性 |
8 | 第7章 台湾で薄れる中国「経済カード」の効力―曲がり角の統一工作 |
9 | 第8章 対中関係の調整に動く朝鮮半島―ポスト「冷戦後」の韓国・北朝鮮外交 |
10 | 第9章 グローバルサウスの盟主目指すインド―全方位外交と対中政策の見直し |
11 | 第10章 日中の外交文化―「不平等条約」改正交渉の比較から |