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商品説明
超大国の同盟政策のメカニズムを解き明かす。強大な力を誇る「帝国」アメリカは、同盟国に圧力をかけるだけでなく、ときに同盟国に有利となる政策を自ら選択してきた。ベトナム戦争期の日米・米韓・米比同盟を一次史料に基づいて検討し、非対称同盟を理論的に解明する。
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収録内容
1 | 序章 アメリカが「ゆずる」ということ |
2 | 第1章 同盟概念の再検討 |
3 | 第2章 非対称同盟における譲歩と圧力―提携の理論 |
4 | 第3章 提携理論とアメリカの非対称同盟 |
5 | 第4章 日米同盟―安定による拘束と負担分担の狭間で |
6 | 第5章 米韓同盟―圧力と見返り援助の政治力学 |
7 | 第6章 米比同盟―信頼と不信の同盟論 |
8 | 終章 衰退する帝国と非対称同盟 |