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商品説明
戦史や軍事史の叙述や解釈の前提となる軍事思想研究における本質的なアプローチとは何か?近現代ドイツの主要な戦略家や軍事史家の業績を通じて、戦争や戦場における経験を思想的に総括することの意義を考究し、実証史学では捉えきれない軍事的な真理の解明を図る論攷。
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収録内容
1 | 第1部 モルトケとシュリーフェン(モルトケからシュリーフェンへ |
2 | モルトケとシュリーフェン |
3 | モルトケの遺産―ドイツ陸軍における作戦思想の変遷) |
4 | 第2部 デルブリュックとその時代(ドイツ帝国海軍における運用思想の矛盾と対立 |
5 | デルブリュックとドイツの世界政策 |
6 | 艦隊政策とデルブリュック) |
7 | 第3部 第一次世界大戦とドイツ帝国(軍事思想から国防思想へ―総力戦のインパクト |
8 | 総力戦とドイツ帝国―ミリタリズムに関する社会経済史的考察 |
9 | 軍事化の経済構造―体制類型としてのミリタリズムの成立に関する考察) |
10 | 第4部 ドイツ軍事思想の諸相(クラウゼヴィッツの思想史的研究序説 |
11 | 戦略なき時代のクラウゼヴィッツ―戦間期のドイツを中心に |
12 | ドイツ空軍の成立) |