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商品説明
結党から十数年の間に地域政党の枠を越え、国政でも存在感を見せる維新の会。公務員制度や二重行政にメスを入れる「身を切る改革」や、授業料の完全無償化が幅広い支持を得る一方、大阪都構想や万博、IRなどの巨大プロジェクトは混迷を極める。“納税者の感覚”に訴え支持を広げる政治、そしてマジョリティにとって「コスパのいい」財政は、大阪をどう変えたか。それは誰に手厚く、誰に冷たい政治なのか。印象論を排し、独自調査と財政データから維新の「強さ」の裏側を読みとく。
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収録内容
1 | 第1章 大阪維新の会とはどんな政党か―「定説」の再検討 |
2 | 第2章 主要政策を読みとく |
3 | 第3章 維新支持の構造―大阪府民は「特殊な人びと」か |
4 | 第4章 財政から読みとく―維新の会は「小さな政府」か |
5 | 第5章 「大阪の成長」の実像―「維新は大阪を豊かにした」は本当か |
6 | 第6章 財政ポピュリズムを乗り越える |