本/雑誌
生命と自然 ヘーゲル哲学における生命概念の諸相
大河内泰樹/編 久冨峻介/編
5280円
ポイント | 1% (52p) |
---|---|
発売日 | 2024年07月中旬発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
追跡可能メール便利用不可商品です
- ゆうパック 送料無料
商品説明
ヘーゲル哲学と格闘するアリーナ。論理学・自然哲学・精神哲学からなるヘーゲルの体系において、「生命」と「自然」との関係は複雑であり、かつ複合的である。さらに「生命概念」は、法哲学、精神哲学や宗教哲学でも重要な役割を果たしている。この諸相を解明すべく、ヨーロッパと東アジアの気鋭の研究者たちが思考をめぐらせる。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 自然(親和力―ヘーゲルの自然哲学と本質的な哲学的諸カテゴリー |
2 | ヘーゲル自然哲学における物質概念について―なぜ物質よりも先に空間と時間があるのか |
3 | 牝牛に学ぶこと―ヘーゲルとともに、自然哲学と自然との付き合いの人倫によせて) |
4 | 第2部 生命(正常な異常―ヘーゲルの有機体論における「死に至る病」 |
5 | 自然と精神のあいだの矛盾としての生命) |
6 | 第3部 論理(ヘーゲル論理学における「生」の問題(改稿) |
7 | 論理的生命概念の二面性―前概念的行為者性とその明確化 |
8 | ヘーゲルの「ゴースト・イン・ザ・シェル」―死せるオブジェクトたちの不気味な生命/ヘーゲルの機械論論理のポスト・ヒューマン的読解 |
9 | ヘーゲル倫理学における概念の種類関係と性差) |
10 | 第4部 体系への道(「私たちの精神の連盟の時代」―フランクフルト‐ホンブルク・コンステラツィオンのキーコンセプトとしての「生」 |
11 | 『精神現象学』における真理と真理への道―実在論か観念論か) |
12 | 第5部 精神(自然における生命としての言語 |
13 | 自然と契約を越えて―「人格性」に基づいたヘーゲルの所有権論 |
14 | ヘーゲル宗教哲学における自然と生命の目的論的関係 |
15 | ヘーゲルの宗教哲学における人間学的構想およびその問題系) |