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商品説明
紫式部文学賞受賞作のロングセラー、『夕暮れに夜明けの歌を』の著者による最新エッセイ集。「国でいちばんの脱走兵」になった百年前のロシアの詩人、ゲーム内チャットで心通わせる戦火のなかの人々、悪い人間たちを化かす狸のような祖父母たち―。あたたかい記憶と非暴力への希求を、文学がつないでゆく。
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収録内容
1 | クルミ世界の住人 |
2 | 秋をかぞえる |
3 | 渡り鳥のうた |
4 | 動員 |
5 | ほんとうはあのとき... |
6 | 猫にゆだねる |
7 | 悲しみのゆくえ |
8 | 土のなか |
9 | 道を訊かれる |
10 | つながっていく |
11 | 雨をながめて |
12 | 君の顔だけ思いだせない |
13 | こうして夏が過ぎた |
14 | 巣穴の会話 |
15 | かわいいおばあちゃん |
16 | 年の暮れ、冬のあけぼの |
17 | 猫背の翼 |
18 | あの町への切符 |
19 | 柏崎の狸になる |