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商品説明
世界の食料需給の逼迫が懸念される一方で、カーボンゼロや生物多様性の保全を達成しなければならない。地球沸騰を回避し、世界飢餓も防ぐという二つの難題を同時に解決する―これが食と農をめぐる現代的な課題だ。こうした前提には世界的にコンセンサスが得られているが、それを実現する手法となるとまさに百花繚乱。AIなど先端技術を用いたフードテックがあると同時に、有機農業や自然農法、リジェネラティブ農業などがある。なぜ化学肥料や農薬を使わなくとも作物は育つのか?なぜ不耕起栽培が有効なのか?なぜ生物多様性が重要なのか?―有機農業や自然農法にかかわる“そもそも”の問いに、最先端の科学的知見と篤農家の叡智から縦横に語る。
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収録内容
1 | 自然生態系の創発から見えてきた有機農業のメカニズム |
2 | 第1部 地球史からみた植物と土とのつながり(生命誕生とカーボンと窒素の深いつながり |
3 | 植物上陸と土ができるまで) |
4 | 第2部 土からみた動植物の健康(健康であれば作物も家畜も病気にならない |
5 | 無化学肥料でも農業はできる? |
6 | リンは微生物のつながりと資源循環で |
7 | 健康な土は水を浄化し動物も健康にする) |
8 | 第3部 進化からみた微生物とタネとのつながり(共生の進化と森林の誕生 |
9 | 大地再生農業とタネのつながり) |
10 | 過去の篤農家の叡智をいまの目で見なおす |
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