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本/雑誌

シャルル・フーリエの新世界

篠原洋治/〔ほか〕著 福島知己/編

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発売日 2024年07月中旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2998967
JAN/ISBN 9784801008175
メディア 本/雑誌
販売水声社
ページ数 420

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

奇抜な理論とユートピア的な実践によって、一部の熱心な弟子たちをのぞいては同時代人に理解されず、後年、空想的社会主義者として学説史の端に置かれたシャルル・フーリエの思想は、20世紀後半になってその全容を現し始めた。壮大な歴史観のもとに、種々の造語、奇想天外なエピソードを交えて、理想の共同体の建設を唱える彼の著述は、労働、産業、経済、婚姻、家族、道徳をめぐって、現代社会を根底から覆すアイディアの宝庫であった。

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    収録内容

    1 第1部 フーリエとは誰か(嗜好の洗練による「文明」から「調和」へのパッサージュ―奢侈をめぐるフーリエと経済学的知
    2 アナロジー論と自然的平衡錘の理論―『産業の新世界』序文の一草稿の検討
    3 アソシニーションの二つの(失われた)起源―フーリエとサン=シモン主義)
    4 第2部 思想の諸相(フーリエの理想建築構想とその変貌
    5 コンフィチュール/コンポートあるいは「調和世界」のパン―フーリエにおける子どもと食の問題
    6 分人主義的結婚論の先駆者フーリエ―『愛の新世界』とヘーゲル『法の哲学』における遺産相続の問題
    7 密謀、あるいは産業のとばくち―フーリエからだいぶ離れて)
    8 第3部 フーリエはどう読まれたか(政治的なものの感覚的革命としてのファランステールの爆発的拡大について
    9 情念の社会学としての神学―クロソウスキーにおけるフーリエ
    10 シャルル・フーリエと物書き狂人―レーモン・クノーの視点から)
    11 幕間 二一世紀におけるフーリエ研究の活力
    12 第4部 フーリエをどう読むか(詩「未来はオーレンカのもの」をめぐって
    13 シャルル・フーリエの情念を天然知能的計算に転回する
    14 フーリエの未来の肉体としての反古墳―いや、墓とは?)

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