著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
師匠はいない。相棒は顕微鏡と製図用ペン。描くのは体長数ミリの昆虫たち。点と線、ペン先でとらえる生命の形。来る日も来る日も、ただひたすらに虫を描いてきた。孤高の標本画家・川島逸郎が自らの半生と仕事を語る。収録標本画100点。
関連記事
収録内容
1 | 虫たちの記憶 |
2 | カブトムシに向き合い直す |
3 | 単なる写生にあらず |
4 | 異次元のミクロワールド |
5 | 「描くため」のそなえ―描画以前 |
6 | 前処理 正確に描き、示すために |
7 | 「線引き」の高いかべ |
8 | シンプルな線画でこそ伝わることとは? |
9 | ひたすら点を置き続ける |
10 | 光をとらえる |
11 | 数える毛と数えない毛 |
12 | 鱗粉に隠された真の姿 チョウの体 |
13 | 修正は徹底的に |
14 | 忘れられない失敗 |
15 | スケッチを通して、アリの体を学ぶ |
16 | 無理難題の依頼 |
17 | 窮余の策?『完訳 ファーブル昆虫記』図版制作の舞台裏 |
18 | 前例のない絵 |
19 | トンボの尻尾を描き続けた日々 |
20 | 小さなハチと、先人の仕事とに挑む〔ほか〕 |