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商品説明
政治的活動家として、ドゥルーズと共同で思索を展開した思想家として、多様な論争点を提示しつづけたガタリ。しかし、その横断的で複雑な思索を丁寧に読み解くと、根底には一貫した問題意識が流れていた。メディア理論を専門にする著者が、実在/非‐シニフィアン/「マシーン=機械」といったテーマで、これまでにない視座から読み解く、異色の思想家の本質に鋭く迫る画期的なガタリ論にして入門書。
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収録内容
1 | アール・ブリュット―ガタリの思考の原点 |
2 | 第1部 実存(転移から横断性に向けて |
3 | Machine=機械と欲望的生産 |
4 | リトルネロ/実存の脱領域化と再領土化) |
5 | 第2部 非‐シニフィアン(「非‐シニフィアン」の射程―言語の外に出る |
6 | イェルムスレウ言語学の批判的継承) |
7 | 第3部 Machine=機械(統合的世界資本主義とテクノロジー |
8 | ポストメディア社会と“機械状学”の構想) |
9 | ポストヒューマンとガタリのネオマテリアリズム |