本/雑誌
泥棒! アナキズムと哲学 / 原タイトル:Au voleur!
カトリーヌ・マラブー/著 伊藤潤一郎/訳 吉松覚/訳 横田祐美子/訳
4620円
ポイント | 1% (46p) |
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発売日 | 2024年07月下旬発売 |
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商品説明
シュールマン、レヴィナス、デリダ、フーコー、アガンベン、ランシエールら、現代の哲学者たちの仕事をアナーキーという切り口から批判的に読み解き、“統治されざるもの”という概念を浮き彫りにする。哲学の側がアナキズムに対して働いてきた「盗み」を告発し、哲学とアナキズムの果たされざる架橋を試みる、マラブー哲学の新たな到達点。
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収録内容
1 | 第1章 概観―水平線の測量 |
2 | 第2章 アナーキーとアナキズムの切り離しについて |
3 | 第3章 合唱隊の長たちの徳―アリストテレス『政治学』におけるアルケーとアナーキー |
4 | 第4章 存在論的アナーキー―ライナー・シュールマンの旅、ギリシアからアンデスへ |
5 | 第5章 倫理的アナーキー―エマニュエル・レヴィナスにおける他律 |
6 | 第6章 「責任ある=応答可能なアナキズム」―ジャック・デリダの権力欲動 |
7 | 第7章 アナルケオロジー―ミシェル・フーコー、最後の統治 |
8 | 第8章 〓神するアナーキー―ジョルジョ・アガンベンのゾーン |
9 | 第9章 上演されるアナーキー―証言者なきジャック・ランシエール |
10 | 結論 アナキストであること |