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商品説明
近年ますます苦境に立たされている「表現の自由」に対し、著者=故・川岸令和がかけた想いとは―。著者が「表現の自由」の現況を解明し、その活性化を展望する論文を17本収録した、初の単著論文集。著者へ学術的に大きな影響を与えたブルース・アッカマンの追悼文も収録。
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収録内容
1 | 第1部 自由の構成としての憲法―自省的社会構築のための原理論(表現の自由・寛容・リベラリズム―表現の自由の一般理論のための予備的考察 |
2 | 言論の自由と熟慮に基づく討議デモクラシー―その予備的考察 |
3 | 自由の構成としての憲法―熟慮に基づく討議デモクラシーの可能性 |
4 | 未完の憲法革命―新しい時代の幕開けと美濃部達吉) |
5 | 第2部 表現の自由の諸相―苦境から展望へ(表現の自由とその限界 |
6 | 表現の自由と人格権と―『週刊文春』事件の衝撃 |
7 | 表現の事前抑制と検閲―表現の自由の源流、そしてその擁護のために ほか) |
8 | 第3部 自省的社会の制度的課題(選挙資金規制についての一考察―制度と権利の狭間で |
9 | 執行権と大統領制―単一執行権論と単独主義をめぐって |
10 | 裁判官と表現の自由―アメリカの経験を通して考える ほか) |