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商品説明
障害のある人が社会の隅に追いやられていた時代―1964年に開催された東京パラリンピック。開会1年前に突如「選手」として集められた傷痍軍人や療養所の患者たちは、大会に出場することで「自立」への一歩を踏み出す。その裏には選手の背中を押した中村裕医師や、大会を陰で支えた美智子妃の存在があった。2021年の東京、2024年のパリ、その先の「未来」へとつながる、日本の障害者スポーツの土台を作った人々の物語。
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収録内容
1 | 序章 ハシ先生と美智子妃 |
2 | 第1章 「障害者のスポーツ大会」の衝撃 |
3 | 第2章 傷兵院からの出場者たち |
4 | 第3章 二人の水先案内人 |
5 | 第4章 語学奉仕団とその施し |
6 | 第5章 中村裕の患者たち |
7 | 第6章 あの日の主役は僕らだった |
8 | 第7章 祭りのあとの自立と「夢」 |
9 | 第8章 次の「一番」を探して |
10 | 終章 源流 |
11 | 新章 義肢の一九六四以後 |