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商品説明
終戦直後の旧満洲。ソ連軍の侵攻から逃れてきた難民たちは、ようやくたどりついた奉天(瀋陽)で、飢えや発疹チフスなどの感染症によって次々と倒れていった。そこで何が起こり、人びとはそれにどう立ち向かったか。満蒙開拓団員などの難民や居留民、満洲医科大学の関係者などの貴重な証言と資料から明らかにする。
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収録内容
1 | 第1章 黒姫郷開拓団と取り残された人たち |
2 | 第2章 ソ連軍の侵入と避難民の流入 |
3 | 第3章 追い詰められる難民 |
4 | 第4章 遅れた難民の救済 |
5 | 第5章 発疹チフスの蔓延と満洲医科大学の活躍 |
6 | 第6章 子どもたちの行方 |
7 | 第7章 動き出した救済活動 |
8 | 第8章 待望の引き揚げ |
9 | 第9章 取り残された人たち |
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