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商品説明
多くの動物にあって、ヒトにはないしっぽ。遠い遠い祖先にはしっぽが生えていたが、およそ1800万年前の化石ではすでにしっぽを失っていた。ヒトはしっぽをどのようにして失ったのだろうか。はたまた、人は長い歴史の中で、たくさんのしっぽを描いてきた。八岐大蛇、九尾狐、あるいはしっぽの生えた人々。『日本書紀』にもしっぽの生えた人が登場し、現代ではケモ耳キャラの重要なモチーフだ。そんなしっぽは人にとってどんな象徴なのだろうか。しっぽが分かれば、ひとが分かる―。文理の壁を越えて研究を続けるしっぽ博士が魅惑のしっぽワールドにご案内!
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収録内容
1 | 第1章 「ひと」を知るためのしっぽ学(専門はしっぽ |
2 | 命名:しっぽ学 ほか) |
3 | 第2章 しっぽと生物学―しっぽがしっぽたりうる所以(しっぽって何? |
4 | 脊椎動物のしっぽ ほか) |
5 | 第3章 しっぽと人類学―「ヒト」へと至る進化の道のり(しっぽがないのは誰だ! |
6 | ヒト上科の体の特徴 ほか) |
7 | 第4章 しっぽと発生生物学―ヒトはしっぽを2度失う(形態学の限界 |
8 | ヒトはしっぽを2度失くす?! ほか) |
9 | 第5章 しっぽと人文学―しっぽから読む「人」への道のり(しっぽにまつわるエトセトラ |
10 | あなたはどんな「ひと」? ほか) |