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商品説明
日本語と英語には、日本語はコト全体を捉えようとするのに対して、英語はモノに焦点を当てようとする認知様式の違いがあります。この違いは、「絵本の画像」の“言語化”、「映画ポスター」の“画像化”、周囲の影響を受けやすい日本人とそうでない欧米人の行動様式にも表れます。本書は「絵本」や「映画ポスター」も題材として用い、一般の読者の方にも親しみやすいものとなっています。
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収録内容
1 | 第1部 「場」のある日本語と「場」のない英語(「場」のある日本語と「場」のない英語 |
2 | 日本語の「時」、「場所」、「背景」表現と英語の対応表現 |
3 | 「場所」をめぐる表現についての補足) |
4 | 第2部 「絵本」と「映画ポスター」(「絵本の画像」を把握対象とした日英語比較 |
5 | 日英語の映画タイトルとポスター画像の比較と広告・宣伝における文化的な差) |
6 | 第3部 日英語の認知様式の違いの表れとしての言語文化現象(「気」と「間」と「感覚的認知」―日英語の人称代名詞の違いと「世間」と「社会」の違いにもふれて |
7 | 日英語の認知様式の違いの表れとしての言語文化現象 |
8 | 日本人と西洋人における「実在」と「美」のありかをめぐって |
9 | 最終章) |