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商品説明
国内外で注目を集める「森岡書店」。新しい取り組みをしようと著者が考えたのは、前代未聞の「一冊の本だけを売る店」だった。計画は難航するものの銀座の近代建築ビルと出合い、二〇一五年、わずか五坪の書店をオープン。インバウンドに沸く街、その後のコロナ禍、坂本龍一氏との出会い、ニューヨーク行等―目まぐるしい変化の中で模索し続けてきた書店主が、十年間の奮闘を軽快な筆致で綴る。デジタル全盛の今、「本」が人と人をつなぐことの意味、オリジナリティあふれる生き方について考えさせられる一冊。
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収録内容
1 | 「一冊の本を売る書店」というヴィジョン |
2 | 石炭置き場に導かれて |
3 | 国際的に大ブレイクか |
4 | 妄想野郎 |
5 | 山形との関わり |
6 | 鈴木ビルについて |
7 | 銀座をあるいて考えた |
8 | 「FRONT」の謎 |
9 | 頭髪問題 |
10 | 幻の写真家がのこしたもの |
11 | コロナ禍のリアル |
12 | 「許す」とは何か |
13 | 私も泣きました |
14 | ソール・ライターのニューヨーク |
15 | 銀座から「あてのない旅」へ |