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本/雑誌

本の身の上ばなし (ちくま文庫)

出久根達郎/著

968円
ポイント 1% (9p)
発売日 2024年09月中旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-3017466
JAN/ISBN 9784480439758
メディア 本/雑誌
販売筑摩書房
ページ数 294

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「有為転変は人の世の習いだが、書物にも数奇な運命がある。本の身の上は、本にかかわる人の物語でもある」(本書より)。高倉健のご先祖様が書いた本、脱走兵だった作家・里村欣三、井上ひさしの父親が書いた小説、批評家も騙された贋作目録、偽書にのめり込む者...。意外な人の意外な本、1冊の本の陰に隠されたドラマなど、書物と人間とをめぐる56話。文庫オリジナル。

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    収録内容

    1 主婦の関所破り―福岡発、五カ月間の長旅
    2 野中千代子の『女大学』―夫の気象観測支えた忍耐
    3 子母澤寛の筆名―大学時代に書いた廉価本
    4 朝日融渓は何者?―宗教家が起こした怪事
    5 「幻の本」の理由―復刊拒んだ辛口評論家
    6 金もうけは先人の知恵―理に適った利殖の秘訣
    7 三十の名を持つ作家―少年の自立支援と文筆活動
    8 実業家の探偵小説―現実の殺人事件を題材に
    9 偽書の著者・岩本無縫―一高生の名かたる幻の発禁本
    10 詐欺的出版の解説書―好奇心釣り出す広告
    11 哲学者と糟糠の妻―勉強支えた内助の功
    12 夢野久作との合作?―父が「翻訳」した英国小説
    13 ニコニコ主義の唱道者―銀行家が説く笑顔の効用
    14 世にも珍奇な贋物目録―批評家が激賞した肉筆画
    15 古稀の俳句談議―新劇人が編んだ父の句集
    16 九條武子の写真―読者ひきつけた麗人の孤独
    17 女子教育の先駆者―「〓村訳」冒険譚、歯切れよく
    18 「文学芸者」の自伝―読書経験生かした新橋の女将
    19 天下之愚論『芸者論』―論語の普及に貢献した実業家
    20 人名索引つき随筆集―幅広い交遊映す「雑文」〔ほか〕

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