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商品説明
二〇三〇年秋、大阪の万博跡地でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業が予定されている。初期投費額だけでも一兆円を超える、この超巨大プロジェクトは年間来場者数約二〇〇〇万人、売り上げは約五二〇〇億円もの数字を見込んでいる。カジノ・IRに関しては大阪のほか、市長選の結果により撤退した横浜をはじめ、長崎、和歌山でも開設の動きがあり、そして本丸は東京と見られている。二〇代から海外にわたってカジノを経験してきたジャーナリストが、国内外での取材を踏まえ、現在進行形の「カジノ列島ニッポン」に警鐘を鳴らす。
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収録内容
1 | 第1章 消えぬ「東京カジノ構想」の現場を歩く |
2 | 第2章 海外から探るIRの真の姿 |
3 | 第3章 先行地・大阪の計画とは |
4 | 第4章 不認定の長崎、こけた和歌山・横浜 |
5 | 第5章 ギャンブル依存症をどう捉えるか |
6 | 第6章 国際観光拠点VS地域崩壊 |
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