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商品説明
台湾有事が現実的な懸念となる今、自衛隊の安定的な運用のためにも防衛産業の再興が欠かせない。しかし、日本の防衛産業には何重もの「足かせ」がある。顧客は自衛隊だけ、大企業の弱小部門に過ぎない存在感の低さ、筋違いの「死の商人」批判などから、「本当はやめたい」会社も少なくないのだ。一貫して自衛隊と防衛産業の取材を続けている専門家が語る、「軍産複合体」のリアルな姿。
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収録内容
1 | 軍産複合体は国防の基盤である |
2 | 装備が可能な限り国産であるべき理由 |
3 | 防衛産業に適正な利潤を |
4 | 装備品の調達に競争入札は馴染まない |
5 | 軍事技術こそ「技術立国」の基礎である |
6 | 技術は1日にしてならず |
7 | 「防衛産業を輸出で振興する」という幻想 |
8 | 自衛官に「第二の人生」を保障せよ |
9 | 退役した装備品は備蓄に回すべし |
10 | 陸上自衛隊の制服はなぜ不揃いなのか |
11 | 防衛産業の事業継承は、かくも困難 |
12 | 靴下のことを考えろ! |
13 | 空想的防衛論議に終止符を |