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商品説明
わたしたちの消費は「正しい」のだろうか。金銭と時間の投資、心身の過剰な労働、性的消費との葛藤...、わたしたちと「推している」対象のあいだにはさまざまな問題が浮かびあがってくる。しかし、その活動に喜びが見出されることは間違いない。喜びと苦しさとが入り混じるその実践をすくい取りながら、「推し活」社会の現在地を描きだす。「推し活」論の決定版!エンターテインメントをめぐるモヤモヤを考えるための補助線となる書。
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収録内容
1 | 1 「推し活」社会と私たち(「推し活」社会の現在地 |
2 | 推し活と労働 |
3 | オタク消費を考える) |
4 | 2 アイドルたちがみせるもの(アイドルたちは何を開示しているのか? |
5 | 多様化する男性アイドル―若手俳優・ボーイズグループ・王子たち |
6 | ジャニーズ問題と私たち―性加害とファン文化の不幸な関係) |
7 | 3 オタク文化とフェミニズム(“スペクタクル”な社会を生きる女性たちの両義性 |
8 | 娯楽と恥辱とルッキズム |
9 | 自由と抑圧のはざまで「かわいさ」を身にまとう―「男の娘」を考える |
10 | のがれること・つくること・つながること) |