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商品説明
出撃前の笑顔、母が堪えた涙―残された思いを探して。昭和19(1944)年、苦戦を余儀なくされる中で組織された必死必殺の「特別攻撃隊」。戦時中「軍神」として崇められ、戦後は戦争犯罪者と言われた隊員や遺族たちには、胸に秘め続けた思いがあった。笑顔の写真を残した荒木幸雄、農場経営が夢だった森丘哲四郎、出撃直前「湊川だよ」とつぶやいた野中五郎...自らの命を懸けた特攻隊員たちは、私たちに何を託したのか?30年以上にわたり元隊員と遺族の取材を続けてきた記者が、今だからこそ語られた証言に耳を澄ます。
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収録内容
1 | 第1章 出撃した者たち(最初の特攻 |
2 | 学徒出陣の特攻隊員 |
3 | 死を決断した者の「眼」 |
4 | 沖縄だけが見た特攻隊の最期 |
5 | 非常な人間ロケット |
6 | 「後に続くを信ず」が問いかけるもの) |
7 | 第2章 見送った者たち(終わらない終戦―母 |
8 | 同じ海へ還る―婚約者 |
9 | 残された者の課題―父と弟 |
10 | 慰霊の心の旅―大西中将の妻) |
11 | 第3章 大義に生きた者たち(楠公精神の系譜 |
12 | 海外の評価) |
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