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商品説明
公務員とはどんな生き物なのか?人が制度を作り、制度が人を作る。元人事院事務総長が歴史を踏まえて、平成期の公務員制度改革が何を壊し、何を残したのかを明らかにする。統治機構の一翼を担う公務員制度と、そこで働く公務員の現実の姿を知るために必読の書。
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収録内容
1 | 公務員とは―公務員の数と人件費 |
2 | 公務員の人材確保―採用試験制度の変遷 |
3 | 国家公務員の人事管理の実際―グループ別人事管理 |
4 | 公務員の人事管理と民間企業の人事管理―日本的人事管理の三種の神器 |
5 | 職階制―ジョブ型人事制度の導入と挫折から考える |
6 | 新たな人事評価制度の導入と能力・実績主義の徹底 |
7 | 国家公務員の人材育成 |
8 | 天下り―定年制と早期退職慣行という二重の天井 |
9 | 国家公務員の労使関係と労働基本権問題 |
10 | 戦後日本の公務員制度改革 |
11 | NPMと日本の公務員制度改革 |
12 | 官僚主導論の系譜 |
13 | 官邸主導の確立―幹部人事の一元管理と公務員人事の公正の確保 |
14 | 公務員制度におけるセクショナリズム対策 |
15 | 人事院勧告―勧告制度の意義と歴史的展開 |
16 | 地域給の変遷―地方と都市の経済格差はなぜ拡大したのか |
17 | 外国人の就官能力と官製ワーキングプア―大公務員制が残した二つの課題 |
18 | 諸外国の公務員制度 |
19 | おわりに―あるべき日本の公務員制度のために |