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商品説明
探偵小説にとってトリックとは何か?戦後、江戸川乱歩は海外作品を渉猟し、独自のトリック研究に没頭した。多くの追随者を生んだ名篇「類別トリック集成」およびその随筆版として自身が編んだ『探偵小説の「謎」』ほか、乱歩のトリック論を精選し、初めて一冊にした文庫オリジナル。巻末に横溝正史との対談を収録。
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収録内容
1 | 1 類別トリック集成(犯人(又は被害者)の人間に関するトリック |
2 | 犯人が現場に出入りした痕跡についてのトリック ほか) |
3 | 2 探偵小説の「謎」―トリック各論(『探偵小説の「謎」』序―この本のなりたち |
4 | 奇矯な着想 ほか) |
5 | 3 トリック各論・補遺(珍らしい毒殺の話 |
6 | 微視的探偵法 |
7 | 自動車と探偵小説) |
8 | 4 トリック総論(探偵小説のトリック |
9 | トリックを超越して―私の読者へ ほか) |
10 | 資料(探偵小説を語る―対談・横溝正史 |
11 | トリック分類表―中島河太郎・山村正夫) |
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