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商品説明
聖の活動なくしては日本の民間信仰史は語れない。聖の活動をとおして、庶民生活のなかに生きている宗教の実態を、豊富な史料を駆使して解明し、多様な宗教的要求に応えた聖の活動を生きいきと描く。
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収録内容
1 | 序章 本書の課題と方法(本研究の問題意識と対象 |
2 | 近世宗教史研究と聖の位置) |
3 | 第1章 空也堂と空也聖(空也堂と極楽院空也堂 |
4 | 近世地誌類にみる空也堂と空也聖 |
5 | 『祠曹雑識』にみる空也聖の諸様相) |
6 | 第2章 空也聖「茶筅」と身分向上―備中国A家史料を中心に(A家史料 |
7 | 茶筅・隠坊(三昧聖)の由来書 ほか) |
8 | 第3章 空也聖「鉢屋」と地域信仰―伯耆国転法輪寺と鉢屋の争論から(「尼子経久乗取富田城并鉢屋千万歳の事」にみる鉢屋 |
9 | 「経久の事」の示すもの ほか) |