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本/雑誌

言説の国際政治学

山本吉宣/著 三浦聡/編集協力

6930円
ポイント 1% (69p)
発売日 2024年10月発売
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仕様

商品番号NEOBK-3034264
JAN/ISBN 9784798918389
メディア 本/雑誌
販売東信堂
ページ数 625

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

米中二極構造をめぐるイディエーショナルな次元の実像。冷戦後、アメリカをはじめとした西側諸国が流布・構築してきたリベラルな国際秩序という理想郷に陰りが見え、非リベラルで権威主義的な風潮が国際的に高まっている。米中二極構造を中心とし、軍事力や経済力にとどまらないイディエーショナルな次元―イデオロギー、価値、規範―をめぐる理論と現象を緻密に検証した本書は、今日の国際情勢に「言説」という新たな分析視座を提供する。本書執筆中の2023年7月に急逝した著者の後の校正作業を三浦聡教授(名古屋大学)が継ぎ、遂に完成へと導いたまさに渾身の集大成。国際政治学の泰斗の遺稿!!

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    収録内容

    1 本書の問題意識と構成
    2 イディエーショナルな力
    3 言説、言説力の素描と本書での分析枠組み
    4 一方的投射、規範の対抗、双方向の投射、「対等」の言説
    5 戦略的ナラティブ
    6 言説(ナラティブ、話語)とその投射―一般モデルをもとめて
    7 中国の話語権
    8 中国の逆投射、アメリカの反応、相互反応のエスカレーション
    9 規範の対抗から秩序の対抗へ―規範の対抗理論の現在
    10 戦略的コミュニケーション
    11 理論統合への試論―言説の投射と規範の対抗
    12 イデオロギーの対立―「民主主義と専制」と中国の民主主義:バイデン政権
    13 物質的世界との往復―イデオロギーの正当性の淵源、イデオロギーの距離と大国間の戦略的関係
    14 中国の人権言説の展開(国連人権理事会を中心として)、1989~2022―言説の国際政治学の一つのケース・スタディ
    15 いまなぜ言説(ナラティブ)か?

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