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商品説明
道徳の廃墟から、「正しさ」の在処を問う。神にも良心にも一般意志にもよらず、ただ「手すりなき思考」による判断の可能性を問い続けたアーレント。世界のリアリティと人間の複数性をめぐるアーレント思想の軌跡をたどり、その強靱な思考の核心をつかみだす。
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収録内容
1 | 序章 アーレント「純粋政治批判」を解読する |
2 | 第1章 アーレント判断論をめぐって |
3 | 第2章 ホロコーストと社会学的想像力 |
4 | 第3章 全体主義と道徳哲学 |
5 | 第4章 廃墟からの公共性 |
6 | 第5章 排除の政治とその始源のアポリア |
7 | 補論 真理をめぐるコミュニケーション |
8 | 終章 不正を理解すること |