仕様
商品番号 | NEOBK-3039219 |
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JAN/ISBN | 9784846022501 |
メディア | 本/雑誌 |
ページ数 | 406 |
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著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
「国際間に平和のない限り、一番苦しむものは婦人である」という宋美齢のことばに郁子は共感を覚えた。しかし、まもなく日中全面戦争の時代となり、「全面的に日支交戦の火蓋が切られて了った今日、平和工作は無用です」とまで述べ、「後退して機を待つ」方向に転換、北京で児童・生徒の育成に尽力する。その論説は、学園内の事柄、戦時の動向、北京社会の変貌から日中文化比較にまで及ぶ。
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収録内容
1 | 論説―一九三五年~三六年(長江丸より |
2 | 汎太平洋新教育会議に就いて |
3 | 手を翳し見る日本の面影 ほか) |
4 | 論説―一九三七年(異郷より新禧 |
5 | 支那と天災 |
6 | 支那の映画を覗く ほか) |
7 | 論説―一九三八年前半(崇貞学園の現在及未来 |
8 | 五ケ月振りに帰京して |
9 | 春の音ずれ ほか) |