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ホロコーストとジェノサイド ガリツィアの記憶からパレスチナの語りへ / 原タイトル:Genocide,the Holocaust and Israel‐Palestineの抄訳
オメル・バルトフ/著 橋本伸也/訳
5720円
ポイント | 1% (57p) |
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発売日 | 2024年11月中旬発売 |
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商品説明
ホロコーストの記憶をパレスチナの痛みとともに語ることはできないのか―。イスラエル生まれのジェノサイド研究の第一人者が、自身のホロコースト研究とガリツィア(西ウクライナ)にルーツのある自分史を重ねて、パレスチナの今へと語りつなぐ。人道的なオピニオンや社会活動でも知られる著者が、記憶の政治化や「唯一無二」性の強調によって桎梏化されてきたホロコースト研究に風穴をあけ、新たなナラティヴの可能性を探る。イスラエル=パレスチナの共感的理解を希求する、渾身のメッセージが詰まった最新論集。日本語版特別編集。
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収録内容
1 | 序章 |
2 | 第1部 残虐行為を書く(歴史上の唯一無二性と統合された歴史 |
3 | ジェノサイドの場としての東ヨーロッパ) |
4 | 第2部 地域の歴史(地域からジェノサイドを再構成する |
5 | 歴史文書としての証言) |
6 | 第3部 正義/司法と否定論(法廷のなかのホロコースト |
7 | 忘却の道具としての記憶法) |
8 | 第4部 記憶の訪れる時(イスラエル=パレスチナにおける帰還と追放 |
9 | 私がたどったアウシュヴィツへの捻れた道、そして帰路 |
10 | 過去を語って未来を築く) |