本/雑誌
メアリ・シェリー 『フランケンシュタイン』から〈共感の共同体〉へ / 原タイトル:MARY SHELLEY
シャーロット・ゴードン/著 小川公代/訳
2420円
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発売日 | 2024年11月下旬発売 |
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商品説明
急進派思想家のW・ゴドウィンとフェミニズムの先駆者と呼ばれるM・ウルストンクラフトという時代の先端を行く両親のもとに生まれ、自由奔放な詩人パーシーを情熱的に愛したメアリ・シェリー。のちに代表作となるのが、18歳のときに自らの悲運を投影して書いたとも思えるゴシック小説『フランケンシュタイン』である。本書は、メアリ・シェリーの作品や著作を丹念に論じることで、小説家としての独創性、政治思想家としての真摯な態度、母ウルストンクラフトから受けた影響など、彼女の作品論と波乱に満ちた生涯を見事に融合させた小伝である。
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収録内容
1 | 第1章 遺産 |
2 | 第2章 ゴシックの叛逆 |
3 | 第3章 『フランケンシュタイン』 |
4 | 第4章 初期の女性の語り手―『フランス、スイス、ドイツ、オランダの一地域をめぐる六週間の旅行記』、『マチルダ』(一八一七~一八二一年) |
5 | 第5章 『ヴァルパーガ』、『最後のひとり』、『パーキン・ウォーベックの運命』、そして新たな『フランケンシュタイン』(一八二一~一八三一年) |
6 | 第6章 最後の仕事、一八三五~一八四四年 |