著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
ターフを去った競走馬は、その後どこへ行くのか―。世界で最も馬券が売れる国、日本が抱える「引退馬」という産業課題。我々にとって馬とはどのような存在であるべきか?引退馬を追った映画「今日もどこかで馬は生まれる」を企画・監督した、競馬を愛してやまない著者が、誕生から現役生活、セカンド・サードキャリア、肥育の現場まで、サラブレッドの命懸けの一生を、現場関係者への綿密な取材を通して明かす。繊細で複雑な課題の核心を丹念に、かつ情熱をもって世に問うノンフィクション。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 隆盛を極める日本競馬 |
2 | 第2章 馬はいかに「競走馬」になるか―誕生からデビューまでの裏側 |
3 | 第3章 生き残りを懸けて―サラブレッドの現役生活 |
4 | 第4章 引退後に進む道―セカンドキャリアの選択肢 |
5 | 第5章 生かすことだけが幸せか―家畜商という存在 |
6 | 第6章 命と経済―生かし続けることはなぜ難しいのか |
7 | 第7章 それでも生かすために―引退馬支援・養老牧場・新たな産業の可能性 |
8 | 第8章 ハンドルとエンジン―転換期のJRA |
9 | 第9章 リーダーを育て、共に歩む―私たちにできること、私にできること |