著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
前書に改稿を試み、新たな試論を提示する―古代から近代に至る日中関係の歴史を、新たに「観念的倭」「実体的倭」という概念を用いてその展開を跡付け、前書では触れられなかった8世紀以降の「日本」「天皇」のその後も追う。さらには漢字表記・和音呼称の議論も取り上げ、両国の思惑が交錯する交渉の歴史に多角的考察を試みる。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 第一期 倭奴国王の時代(倭国の認識 |
2 | 漢倭奴国王 |
3 | 親魏倭王卑弥呼 ほか) |
4 | 第2章 第二期 新たな交渉の時代へ―遣隋使から遣唐使へ(遣隋使 |
5 | 国号日本の成立 |
6 | 天皇号の成立) |
7 | 第3章 第三期 その後の日本と中国(七〇二年以降の中国の対応 |
8 | 和音呼称と漢字表記のあいだで |
9 | その後の展開―ニホン・テンノウへ) |