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カントと自己実現 人間讃歌とそのゆくえ

渋谷治美/著

4180円
ポイント 1% (41p)
発売日 2024年12月中旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-3049710
JAN/ISBN 9784763421470
メディア 本/雑誌
販売花伝社
ページ数 468

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

認識・実践の両面からの“自己実現”論、そして“価値ニヒリズム”へ―。カントの人間観から、現代の危機を乗り越える「思考態度」を蘇生する。人間存在に「讃嘆と畏敬」の念を抱き、地上における“最高善”の実現を目指したヒューマニズムの哲学者、カント。価値の全面崩壊=“価値ニヒリズム”に面して徹底的に考え抜いた不屈の思索を解き明かし、危機に直面する現代人のための新たな「人間讃歌」を展望する。第35回和辻哲郎文化賞(学術部門)受賞作をより充実させて提示する、まったく新しいカント像。

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    収録内容

    1 第1部 認識存在論(カントの純粋統覚と物自体
    2 カントにおける“身体問題”の止揚―人間悟性の自己対象化的性格の剔抉へ―
    3 『純粋理性批判』「演繹論」の「三つの難問」再考―“自己認識の二重拘束”をめぐって
    4 カント「観念論論駁」再考―「定理」の主語の二重性を中心に
    5 研究ノー卜 悟性による内的触発の現場を索めて―「感性論」と「演繹論」をつなぐもの)
    6 第2部 実践価値論(カント“実践理性の優位”の構造と射程―人間にどこまで希望が許されるか―
    7 カントと黄金律
    8 カントにおける価値のコペルニクス的転回―価値ニヒリズム回避の対スピノザ防衛戦略とその破綻
    9 研究ノート カント実践哲学における演繹の戦術転換とその帰趨)
    10 第3部 カントの真意を読む(カントと愛国心の問題―フリードリヒ大王賛美の真意―
    11 “見える大学”と“見えざる大学”―または学問論を装ったカントの党派性とキリスト教批判について―
    12 カント『人間学』の諸問題―解説に代えて―)
    13 “余録”カントとの対話三題

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