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商品説明
「本物の城」は12しかない!?近年の「城ブーム」のおかげで、全国各地で名所・史跡として人気を集める城の数々。だが、中には史実とはおよそ異なる姿がまかり通っている例もある。そもそも、かつて数万あったという日本の城郭はなぜ激減してしまったのか。「現存天守」「復元天守」「復興天守」「模擬天守」の違いとは―文化財、史跡としての城の値打ちと、その歴史と未来を問う。
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収録内容
1 | 第一章 なぜ多数の城が消えたのか(太平洋戦争による甚大な被害 |
2 | 築城ラッシュと幕府の規制 |
3 | 城の価値を否定した明治政府) |
4 | 第二章 生き残った城たち(城の消滅を惜しむ声 |
5 | 民間の有志と篤志家の存在) |
6 | 第三章 天守再建ブームの光と影(戦争で失われた天守再建の実態 |
7 | 町おこしと天守復興ラッシュ |
8 | 天守がなかった城に建った天守たち) |
9 | 第四章 平成、令和の復元事情(平成にはじまった天守の木造復元 |
10 | 改善される鉄筋コンクリート造天守 |
11 | 名古屋城と江戸城の問題点) |
12 | 第五章 日本の城が進むべき道(広範囲にわたる復元への流れ |
13 | 城と周辺の環境との関係) |