商品説明
一貫して正しいことを言うためには、知識以前に教養が必要になる。教養とは、「判断の基準をどこに見出すか」「価値に対する態度」である。呉先生の主張を無理を承知で一言でまとめれば、「知は尊重されるべきだ」ということだと思う。そして現在は「バカが尊重される世の中」である。どうしてこんなことになってしまったのか?本書では、社会、宗教、政治、歴史、文化など多岐にわたる論点から、その原因について考えた。―適菜収(「はじめに」より)
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収録内容
1 | 第一章 バカは民主主義が好き |
2 | 第二章 キリスト教と宗教の本質 |
3 | 第三章 吉本隆明という「共同幻想」 |
4 | 第四章 B層社会の反知性主義 |
5 | 第五章 「保守」とは何か? |
6 | 第六章 民主主義か哲人政治か |
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