商品説明
キリスト教に基づく社会運動家として名高い賀川豊彦(1888‐1960)の思想は、同時代の中国で如何に受容されたのか。日本・中国・米国の新資料を駆使して、賀川の知られざる一面に光を当てる。
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収録内容
1 | 第1部 戦前・戦中の中国における賀川の交流活動(賀川と黄日葵―五四期の北京大学学生訪日団団員黄日葵の「贈賀川豊彦先生」を中心に |
2 | 「神の国運動」と「五カ年運動」―賀川と誠静怡の関係を中心に) |
3 | 第2部 戦前・戦中の中国における雑誌や新聞からみる賀川像(民国期の中国における賀川に関する報道―『東方雑誌』と『大公報』を中心に |
4 | 民国期の中国における賀川に関する報道―『大陸報』を中心に) |
5 | 第3部 台湾・香港における賀川の交流活動とその受容(『台湾日日新報』からみる賀川と台湾との関係―大正期・昭和戦前期の台湾訪問を中心に |
6 | 賀川と香港―賀川は香港の新聞や雑誌にどのように報じられたか) |