著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
アレントの「政治理論」は、いかにして教育理論として再解釈しうるか。アレントの教育理論とそれから導かれる「政治」教育の構想を明らかにすることを目指す。主権者教育をはじめとした政治教育について批判的に再考するための基礎ともなる一冊。
関連記事
収録内容
1 | 序章 「政治理論家」ハンナ・アレントと教育 |
2 | 第一章 出生をめぐる議論をつなぐアレント―「教育理論家」として理解するための準備 |
3 | 第二章 「世界」を刷新することと教育が「保守的」であること―「自発性」に着目して |
4 | 第三章 教育における「保守」と「革命」 |
5 | 第四章 「行為」における「非主権性」 |
6 | 第五章 アレント教育論から考える教師―「政治」教育の担い手として |
7 | 補章 アレント「政治」的道徳論から考える「思考」と「行為」のつながり―道徳教育における「政治」教育の可能性を探る |
8 | 終章 「教育理論家」ハンナ・アレントとともに「政治」教育を思考する |