本/雑誌
アメリカにとって最も危険な夜
マシュー・ダレック/著 座本勝之/訳
2750円
ポイント | 1% (27p) |
---|---|
発売日 | 2025年01月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫見込あり:1-3週間
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
商品説明
フランクリン・ルーズベルト政権におけるファーストレディーのエレノア・ルーズベルトは、人種差別撤廃や人権擁護の活動に力を尽くした。1942年2月19日に発令された日系人強制収容の大統領令に同調することなく、自ら日系人収容所を慰問している。第二次大戦後、エレノア・ルーズベルトは国連人権委員会の初代委員長を務め、彼女がリベラルアメリカの象徴と呼ばれる所以となった。真珠湾攻撃の約7ヵ月前の1941年5月、フランクリン・ルーズベルト大統領は、国土安全保障省の前身となる市民防衛局を設立し、ニューヨーク市長のフィオレロ・ラガーディアを局長、ファーストレディーのエレノアを副局長に据えた。これは、外国の攻撃から国民の生命と財産を守るために政府が設けた、20世紀初の連邦機関であった。本書は、迫りくるファシズムの脅威に対し、無防備だった1930年代後半の米国が、どのように備え、対処したのかを詳細に記録し、考察するものである。ヘンリー・アダムス賞(2017年)受賞作品。
関連記事
収録内容
1 | プロローグ |
2 | 第一章 世界の最終戦争 |
3 | 第二章 条約や協定、象徴や人間性の無視 |
4 | 第三章 二つの局面 |
5 | 第四章 本土防衛の問題点 |
6 | 第五章 アメリカの計画 |
7 | 第六章 ロンドン大空襲 |
8 | 第七章 燃え広がる狂気の炎 |
9 | 第八章 全身全霊をかけて |
10 | 第九章 我々全員がセントラルパークに逃げ込めるわけではない |
11 | 第十章 人々は安全を保障されなければならない |
12 | 第十一章 エレノアが批判のまとに |
13 | 第十二章 リベラルの軍事化への道 |
14 | 第十三章 FDRの死、そして市民防衛局の終焉 |
15 | エピローグ |