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商品説明
美貌はいらぬ、必要なのは才知!前漢末、目録学の創始者として高名な劉向は憂国の情を深める。外戚王氏の専横、成帝の趙飛燕姉妹への惑溺。帝国は滅亡の危機に瀕していた。天下泰平の基礎は「修身、斉家」。「家を斉える」のは、女性。賢婦賢母こそ最重要と考え、『列女伝』の執筆に理想を籠める。
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収録内容
1 | 序章 解題 『列女伝』(=『古列女伝』)の成立と後続書(『列女伝』の語義と中国古代の女性の地位について |
2 | 撰者劉向と『古列女伝』の構想について ほか) |
3 | 卷一 母儀傳(有虞二妃 ほか) |
4 | 卷二 賢明傳(周宣姜后 ほか) |
5 | 卷三 仁智傳(密康公母 ほか) |
6 | 卷四 貞順傳(召南申女 ほか) |